ゴールデンウィークは5月2日で4日目、5月3日から連休という人も多いのではないでしょうか、GW本番を前に玉城知事が改めて対策の徹底を呼びかけました。5月2日は新たに770人の感染がわかり月曜日としては過去2番目に多い感染者となりました。
玉城知事「ゴールデンウィーク期間中は医療機関や検査機関の多くが休業しており、日々の報告だけでは全体の状況を把握することは難しい状況ですが…子どもの感染拡大が続いています。ご家庭で体温測定を行っていただき、子どもに体調の異変がないか確認をするなど、基本的な感染対策の徹底を宜しくお願い致します」
玉城知事はゴールデンウィークの前半が天候に恵まれたことで「人流の増加や家族間交流の活発化によって今後、感染者が増える可能性がある」と感染拡大への警戒感を示しました。
そのうえで、発熱などの症状がある人は外出を控えることやイベント後に大勢で会食することを避けて「4人以下・2時間以内」の基本的なルールを守ることなど”一人ひとりの過ごし方が重要になる”と強く呼びかけました。
一方で、県は4月30日に那覇市のメインプレイスで実施した広域接種で3回目接種は”18歳以上”となっているモデルナ社製のワクチンを誤って16歳の少年に打っていたことがわかり謝罪しました。
少年は発熱しているが解熱剤を服用しながら自宅で静養していて県が医師会と連携して経過観察を続けることにしています。現場では12歳以上を対象とした1・2回目のワクチン接種も行われていて不十分な年齢確認が原因だとしています。
県によりますと5月2日新たに770人の感染が確認され1週間前と比べて281人増えました。年代別にみると最も多かったはの10代で188人次いで10歳未満で126人などとなっていて依然として、子どもの間で流行が続いています。
玉城知事「ゴールデンウィークも本日を含め残り1週間となります。県民のみなさまにおかれましては3年ぶりとなる行動制限のない連休期間をご家族やお友達、親戚知人の方々と楽しく過ごす予定もおありかと思います。感染対策を怠ってしまいますと、連休の後に感染者が急増する可能性もあります。そうならないためにも、県民一丸となって引き続き感染防止に取り組んでまいりましょう」