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那覇空港で航空機の整備風景を間近で見ることができる見学ツアーが5月から始まるのを前に一足先に体験会が開かれました。
「こちらの飛行機の特徴といたしましては、エンジンが、他の飛行機は丸型なんですけれども(エンジンが)下についてしまうのを防ぐために、少し(俵)おにぎり型のような形になっております」
那覇空港内にある国内最大規模の格納庫で行われた体験会は旅行事業を手がける「ANAあきんど」と航空機の整備を専門とする「MROジャパン」が共同で企画したもので県や市町村の職員10人が参加して航空機のすぐ近くで機体の特徴などについて説明を受けました。
3年前に造られた那覇空港の工場では小型機を中心に世界各国の航空会社が所有する機体の整備や点検を担っていて、これから始まるツアーでは国内唯一となる「航空機を塗装する風景」も見ることができます。
参加者「こんなに大規模な施設が沖縄県の中にあるということで、すごい驚き」「初めて飛行機を間近で見たんですけど、部品の一つひとつから片付けをちゃんとしないといけなかったりするので、すごい管理が徹底されていて勉強になりました」
MROジャパン・高橋隆司社長「沖縄に来ればこんな仕事も見られるんだということを、我々も提供していきたいですし、私も将来こういう仕事がしたいなとか、地元の子どもたちが活躍できるフィールド、こういったものを感じてほしい」
見学ツアーは5月16日に始まって7月29日まで2カ月間実施され、料金は大人も子どもも1人5000円です。「ANAあきんど」のウェブサイトから事前の予約が必要ですでに300人の予約が入っているとのことです。