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沖縄戦の遺骨収集ボランティアを行っている団体などが、本島南部の土砂採掘問題を訴える集会を那覇市で開きました。
集会は、遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」を支援する団体などがいわゆる「屈辱の日」に合わせて、戦没者の遺骨の眠る本島南部の土砂を辺野古新基地建設の埋め立てに使おうとしている国の計画撤回を求めて実施したものです。
ガマフヤー代表の具志堅隆松さんが、全国の1割を超える215の自治体で「南部土砂を埋め立てに使わないよう求める意見書」を採択されたことを報告しました。
また、沖縄防衛局に出向いて土砂採取計画の撤回などを求めても、用意された言葉が繰り返されるのみで納得のいく回答が得られなかったと訴えました。
具志堅隆松さん「平気で国民を、遺族を、戦争の犠牲者を裏切るようなそんな国ってどこにもないですよ、それは間違っています」
具志堅さんらは、今後も勉強会などの活動を続けながら遺骨を守るための条例制定を目指していく考えです。