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4月26日の新規感染者数が1000人以上となり1か月間の累計感染者数が過去最多となりました。

高止まりが続く感染状況をこれ以上悪化させないためにも玉城知事は「ゴールデンウィークの過ごし方が重要になってくる」と呼びかけ、県民に感染対策を緩めないよう求めました。

玉城知事は「連休後の感染拡大を抑えるためにはゴールデン期間中に県民一人ひとりの過ごし方が重要となっています。連休中に友だちや知り合いの方々、職場の方々とビーチパーティーなどのイベントを予定されている皆さまも多いと思うが普段会わない方々との大人数での飲食は感染リスクが非常に高まる。体調不良者の方は行事へ参加しない・させないこと」と述べました。

県は、4月28日が期限となっている「感染拡大の抑制と経済活動を継続するための対策期間」について2022年5月22日までおよそ3週間延長することを決めました。

4月29日から始まるゴールデンウィークによる人の流れが活発化することを念頭に県外や離島を行き来する場合、ワクチンの3回目接種を済ませることや事前の陰性確認を徹底することなどを求める新たな県の対処方針も示されました。

玉城知事は「沖縄本島での病床使用率が高く4月25日時点で55.9%となっており入院調整の困難が生じる水準として県がまん延防止等重点措置の要請を検討する目安としている60%に近づいており引き続き警戒が必要な状況と確認しています」と述べました。

感染拡大の勢いが収まらず、医療現場の負担が減っていかない現状があるため玉城知事は感染再拡大が急速に進んで医療がひっ迫すれば「まん延防止措置」を国に要請しないといけなくなるという危機感を示しています。

2021年は大型連休中に感染が急拡大したこともふまえ、普段合わない人や大人数での会食を極力避けて同居家族やいつも一緒にいる人たちでなるべく休日を過ごしてほしいと県が呼びかけています。

ところで、4月26日新たに1418人の感染が確認され4月26日を含めた2022年4月の累計感染者数は3万2800人あまりとなり1ヵ月間の過去最多となりました。

県立北部病院で入院患者3人と看護師2人あわせて5人が新型コロナに感染し県はクラスターと発表し北部病院では、新規入院患者の受け入れは行わず改めてPCR検査を強化し一般診療や救急医療は継続して行うということです。

連休中は多くの医療機関が休診するなか救急外来がある重点医療機関ではコロナ対応とは別に一般外来も対応することから連休中の発熱外来の利用の際は、県のホームページやコロナコールセンターで確認して欲しいとしています。

沖縄・きょうの感染者数と対処方針来月22日まで延長