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琉球大学は、若い医師が高い臨床能力を身に付けられるよう県内外の大学や医療機関と連携して人材を育てる研修プログラムを来年度から本格的に導入します。
地方の国立大学では2004年の新臨床研修制度の導入によって若い医師の確保が難しくなっています。その理由は高度な医療に触れる機会が少ないためなどで県内では初期研修を終えた若い医師のおよそ4割が県外に流出。人材の確保が緊急の課題です。
そのため琉大では今後、全国29の大学50の医療機関に初期研修を終えた医師を1年程度派遣し高度な医療に触れる機会を提供します。特に内科や小児科、また救急医療に携わる医師の確保を目指す方針で、来年4月から始まります。