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夫妻は「中立性をもって調査をしていただいて、児童相談所の行動が正しかったのか調査してほしい」と訴えました。
養育してきた女の子の里親委託を、児童相談所が解除したことに里親である夫妻が異議を申し立てている問題をめぐり県は調査委員会を設置しました。
この問題は、那覇市に住む小橋川学さんと久美子さんの夫妻が、生後2ヵ月から養育してきた女の子の里親委託を児童相談所が解除したことを不服として処分の取り消しを求めているものです。
玉城知事は4月22日の会見でこの問題に対する調査委員会を設置したことを明らかにしました。調査委員会では今回の事案の対象となった子どもの支援策や里親と児童相談所の対立解消策について、子どもの最善の利益や権利を守る観点から調査が行われています。
玉城知事は「当該児童のことを第一に考え私が責任を持って当該児童を支える体制をしっかりつくっていきたい」と述べました。また知事は、この問題について実親と里親の間で誤解や対立が解消する道筋と交流ができるところまで進んでいるとの認識を示しました。
県が調査委員会を設置したことについて小橋川さんは、「中立性をもって調査をしていただいて、児童相談所の行動が正しかったのか調査してほしい」とコメントしました。