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戦時中から戦後にかけての沖縄の様子を撮影した写真やフィルムなどおよそ1万5千点が、18日に中城村と北中城村に寄贈されました。

寄贈された資料は、アメリカの軍や研究者が沖縄戦から1960年代ごろまでを記録した写真や8ミリフィルムなど、およそ1万5千点で、沖縄が戦争から復興していく過程を見ることができます。

これらはNPO法人「琉米歴史研究会」が40年かけてアメリカ各地から収集したもので、県民の財産として大切に保管してほしいと中城村と北中城村に贈られました。両村では、要望があれば積極的に貸し出しなどをして、活用したいと感謝を述べました。

琉米歴史研究会の喜舎場静夫理事長は「復興に必要だった勇気と力はどこから出てきたのか、それを今の若者たちに(資料を通して)伝えたい、わかってほしい」と話していました。

中城村と北中城村は全ての資料をデジタル化し、公開する考えです。

戦時中の写真など約1万5千点を寄贈