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低炭素社会促進に向け公共交通の意気込みが示されました。電気の力で走るEVバスが来週から那覇市内の路線で運行が始まるのを前に出発式が行われました。

県内で初めてEVバスを路線で運行するのは那覇バスで、今回、導入される2台は通常の路線バスより一回り小さい定員29人の車両です。

車体は、航空機にも採用されている軽くて丈夫なコンポジット素材を使用し消費電力も抑え1回の充電で230km走行できます。セレモニーでは、公共交通としての低炭素社会を促進する意気込みが述べられました。

第一交通産業株式会社田中亮一郎社長「沖縄のEV(電気)化、カーボンニュートラル(温室効果ガス排出ゼロ)化を進めていく中の一社になれたらということで頑張っているところ」

試乗会も行われ参加者は従来のバスに比べ揺れや騒音の少ない走行を体感しました。

吉田記者「電気バスならではです。USBのソケットがついています。乗客は携帯電話の充電が可能です」

2台のEVバスは系統10番の牧志新都心線と12番の国場線で4月18日から運行される予定です。


車内で充電もOK EVバス那覇市内で運行スタート