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セリを行う魚市場として高度な衛生管理を可能にした県内初となる閉鎖型の施設が糸満市に完成しました。糸満漁港内に完成した県水産公社のセリ市場は沖縄の海で採れた魚の鮮度や品質を高く保つことができるようになっています。

漁船からの水揚げや魚の運送以外は外部との接触がない県内初の閉鎖型セリ市場となっていて食中毒対策など衛生管理が徹底されています。

県農林水産部水産課・牧野清人さん「(セリの)一番大きな施設として泊の市場を主に県漁連と那覇地区漁協の方で運営してきているがそちらがひとつは老朽化しているということで、(新たに)建設するに至ったという形」

10月からセリ市場の稼働が始まる予定で県は年間5500tの水揚げを水揚げを目標に掲げています。施設の見学もできるようになっていて観光客や社会見学で訪れる子どもたちに魚の街「糸満」をPRします。

県はセリ市場の愛称を7月末まで募集しています。最優秀賞や優秀賞にはそれぞれマグロ1匹が贈られます。贈呈されたマグロ1匹はプロの漁師がさばいてくれるのでふるってご応募下さいということです。


糸満市に県内初「閉鎖型セリ市場」が完成