※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

在りし日の姿を取り戻すため、着々と進む首里城の再建工事がいよいよ本格的な動きを見せることになります。火災で消失した正殿の本体工事が秋ごろ始まり、それにあわせて、木材を保管する倉庫の整備も行われる予定です。

沖縄総合事務局などが報道関係者に対して首里城正殿の復元に向けた木材倉庫の整備や本体工事の着工時期など2022年度に行う工程について説明しました。

首里城復元整備推進室 古木治郎副室長「(工事が)順調に進めば正殿本体工事が始まり(今年度は)まさに正殿復元の初年度にあたります」

本体工事は秋ごろに着手することになっていて正殿を保護するための「素屋根」を造るところから始まります。そのため、正殿の復元に必要な木材を保管し、加工などを行える倉庫を9月末までに完成させる予定です。

正殿の完成は2026年になる見込みで沖縄総合事務局では「引き続き、見学デッキなどを設置し、見せる復元に取り組んでいきたい」としています。

首里城正殿の復元工事 秋ごろ着工予定