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3年ぶりの再会は戦禍に巻き込まれ、避難する形となりました。県内で最初のウクライナからの避難者が4月11日那覇空港に到着し、温かい歓迎を受けました。
緊張が和らぎ笑顔を見せて、親族と強く抱き合った女性、ウクライナから2週間かけて沖縄にたどり着いたディアナ・メドヴィドワさんです。おじのマイコーラ・メドヴィドフさんから「沖縄にようこそ」と歓迎され、「会えて本当にうれしい」とお互いに再会を喜びました。
ディアナさんは、ロシアの侵攻によって軍などが占拠したウクライナ東部・ルハンシク州から、沖縄のおじを頼って避難してきました。
ディアナ・メドヴィドワさんは、「おじさんと会うことができて一緒に住むことができてうれしい、できれば働きたいし、言語を教えたい」と母国語で話しました。
ただ、ウクライナには弟と母親が残ってるため、すべての不安が消えたわけではありません。ディアナ・メドヴィドワさんは、「毎日心配している、よく連絡して返事をもらっている。戦争が終わることを望んでいる。なるべくはやく戦争が終わってほしい。平凡な日常を願っている」と母国語で話しました。
ディアナさんは今後、県営住宅に入居する予定でそれまでは、おじのもとで生活しながら日本語を学び、沖縄で仕事を見つけて残った家族を受け入れたいということです。