2022年4月2番目に多い感染者数に玉城知事も危機感を強めています。県内では4月7日新たに1355人が新型コロナに感染したことが確認されました。
1000人を超える感染者が連日確認される状況について玉城知事は「第7波に突入したと認識せざるを得ない」と述べました。
県は4月7日新たに10歳未満から90歳以上の1355人が新型コロナの感染を確認したと発表しました。先週の同じ曜日より223人多く3日連続で1000人を上回り県内の累計感染者数は13万人を超えました。
年代別では、10代が最も多く232人、次いで30代が218人、10歳未満が212人などとなっています。感染がわかった人のうち662人が感染者との接触を確認していますが693人の感染経路は不明です。
地域別にみると最も多いのは那覇市が263人次いで、浦添市が126人うるま市で124人などとなっています。4月7日を含めた1週間あたりの新規感染者数は7847人で人口10万人あたりだと528・38人となりました。
玉城知事は「感染力が高いとされるオミクロン株BA・2の割合が、4月第1週は35.4%と、前週の2倍に拡大しています。置き換わりが急速に進んでいることも新規陽性者数の増加の要因の一つと考えられます。加えて、当初は20代による飲食による感染事例も見られましたが、現在は全ての年代における新規陽性者が増加傾向にあることに鑑みると、これはもはや第7波に突入したものと認識せざるを得ないというように思います」と述べました。
玉城知事は、4月7日の会見でこのように述べ強い危機感を示したほか感染拡大に歯止めがかからなければ、まん延防止等重点措置の要請を含めたさらなる強い措置の検討をしなければいけないと述べました。
また玉城知事は今後の感染拡大が防ぐために施設などで重症化リスクの高い高齢者との面会を控えることや歓送迎会など飲食を伴うイベントを控えるよう呼びかけています。
玉城知事は「今年は楽しいゴールデンウィークを迎えることができるでしょうか。最大の鍵は、我々1人1人の意識と行動にかかっています。改めて原点に立ち返っていただいて、感染防止対策の徹底をよろしくお願い致します。」と述べました。