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宮城県では4月1日から全国初となる水道事業の民営化が始まり、生活を支える水の安全性などへの懸念から、県内でもこの問題に反対する集会が開かれました。
仲宗根由美さん「水はみんなの命の問題であり、みんなの人権の問題です。宮城県の水道が再公営化に向けて動き出すよう、ここ沖縄からも連帯の声を上げます」
水道事業の採算悪化などによる宮城県での水道事業の民営化に対して抗議の声を上げたのは、北谷町に住む仲宗根さんら有志の会です。
事業の民営化に伴って、水道事業の赤字の削減が可能になるといったメリットがある一方、利益を優先するあまり、水の安全性低下や水道代の高騰などが懸念されています。
仲宗根さん「水がお金を稼ぐためのものになってしまう。私たちの健康が脅かされたり、命が脅かされるそういう事態になりかねないと思います」
仲宗根さんらは県内でも有機フッ素化合物PFASをめぐる水の問題への関心が高まっているとして、今後も民営化反対の声を上げ続けていきたいとしています。