※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
県は新型コロナの対策本部会議を開きオミクロン株が主流となっている間は濃厚接触者を特定しないとする県の対処方針が正式に決まりました。
3月24日に開かれた新型コロナ対策本部会議で県はオミクロン株に限って同居家族や医療機関以外の一般事業所や学校関連では濃厚接触者を特定せず無症状であれば行動制限も求めないとする対処方針を決めました。
同居家族における濃厚接触者の特定については従来通り保健所が判断します。学校などで子どもたちが感染した場合もこれまで通りPCR検査をクラス全員に実施します。
感染対策が行き届きにくい保育所や幼稚園などは陰性がわかるまで感染者に自宅待機を求めることにしています。
感染しても症状がない「無症状」の人でも高齢者や基礎疾患がある人など重症化するリスクが高い人との接触を控えることや福祉施設を訪問しないことなど感染予防策の徹底を県が呼びかけます。
玉城知事「やはり感染の拡大が非常に顕著になってくる期間でもあります。ですからなおのこと感染対策をしっかり取っていただくことによって、新規陽性者も抑えていくことができるという、基本的なことをしっかり守っていただきたい」
県内では3月24日新たに981人の感染が確認されました。1週間前と比べて263人増えていて2日連続で900人台となっています。直近1週間の新規感染者数は4617人で人口10万人あたりだと310.88人となり全国ワーストの東京に迫っています。
また、オミクロン株の亜種「BA・2」に新たに5人、感染していたことが確認されました。そのうち、八重山保健所管内では県外から来た10代の学生によって持ち込まれていたこともわかっています。