※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

土地の取引価格の指標となる2022年の地価が公表され、全用途の平均変動率が2021年に比べてプラス2.0%と9年連続で上昇しました。

地価公示は、国土交通省が2022年1月1日時点の土地の価格を評価したもので、県内の平均変動率は2021年を0.8ポイント上回る2.0%と9年連続で上昇しました。住宅地、商業地、工業地を含む全用途で上昇となり、全国でみても第4位の上げ幅となっています。

用途ごとの地域別でみると住宅地では宮古島市が5.3%と変動率が高く、次いで中城村、西原町の順となっていてます。

また工業地で糸満市が28.4%、豊見城市が26.5%と高く、地点別の上昇率でも全国の1位2位を占めており、交通の利便性と物流施設の進出が上昇の要因とみています。

地価が最も高かったのは住宅地で那覇市おもろまち3丁目で1平方メートル38万2千円、商業地では那覇市久茂地3丁目の193万円でした。

地価が公表 県内で全用途9年連続上昇