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2月に那覇軍港でアメリカ軍が実施した訓練について那覇市議会は、3月8日2つの意見書案と抗議決議案を可決しました。

那覇軍港での訓練をめぐって那覇市議会では自民党会派と与党会派がそれぞれ意見書案と抗議決議案を提出していました。

自民党案では目的が「非戦闘員の避難訓練」とされていたことなどを理由に「軍港の主目的に沿うと容認せざるを得ない」と指摘しています。

そのうえで騒音などへの不安や不満の声が高まったとして訓練を実施する際、早期に調整したり通知したりすることを求めています。採決は一部退席が出たことで賛成と反対が同数となり、最終的に議長判断で可決しました。

一方、与党案は軍用機の離着陸や訓練を今後、一切行わないことなどを求めていて、賛成多数で可決されました。また、ウクライナ侵攻を続けるロシアを糾弾し、即時無条件で完全撤退などを求める抗議決議案と意見書案も全会一致で可決されました。

那覇市議会 軍港の訓練に意見書と抗議決議