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5歳から11歳の子どもの接種を進めていくため県内では3月4日から各市町村にワクチンの配布が始まっています。

県内11の市に取材したところ那覇や名護が来週開始する予定でそのほか多くの市が3月中に始められるよう準備を進めていることがわかりました。

5歳から11歳の小児用ワクチンは県内であわせて19万2300回分が各市町村に配分される見込みで3月4日からワクチンの配分が始まっています。3月中に4万6900回分、4月中に14万5400回分が届けられることになっています。

QABが11の市に5歳から11歳のワクチン接種について開始時期などを取材したところ名護市は3月11日に医療施設で個別接種を開始する予定です。また、那覇市では3月12日から3つの集団接種会場で実施されます。糸満市、南城市、浦添市、うるま市、豊見城市の5つの市は早ければ3月中に始められるようワクチン接種の準備を進めているということです。

沖縄市と宜野湾市は「4月ごろ」で宮古島市と石垣市は「調整中」ということでした。さらに、本島中部の市町村が連携して「広域接種」の実施を検討していることもわかりました。接種会場を設置して4月ごろの稼働を目指して調整が進められています。

5歳から11歳を対象としたワクチン接種は12歳以上が打つ量の3分の1で3週間の間隔を開ければ、2回目を受けられます。保護者が子どもに接種を受けさせるよう努めなければならないとするいわゆる「努力義務」は適用されていませんが、接種には、保護者の「同意」と「立ち合い」が必要です。国はかかりつけ医などと相談して判断するよう呼びかけています。


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