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ロシアによるウクライナ侵攻が始まって約1週間。国会や地方議会でロシアへの非難や抗議する決議案が採択されるなか、県内でも動きが出始めています。

県議会は3月2日、早期停戦などを求める決議案を全会一致で可決しました。3月2日に開かれた県議会2月定例会の冒頭、全議員による提出として決議案が出され今回の侵攻で犠牲となった人へ黙とうが捧げられました。

沖縄・自民党島袋大議員「沖縄県は、県民を巻き込んだ地上戦を経た経験から、我が国をはじめ、世界に向けた恒久平和を希求し発信してきた。そのような中、世界では、今なお、紛争や戦争が絶えず過ちを繰り返し続けており、今回のロシア連邦によるウクライナ侵攻は許しがたい蛮行で、強い憤りを覚えるものである」

決議案では、国境に隣接する離島を抱え広大な領海を有する沖縄が不測の事態に巻き込まれることを強く懸念すると表明し、ロシアのウクライナ侵攻を強く非難すると同時に、早期停戦や平和的手段による早期解決を求めました。採決の結果、決議案は全会一致で可決され、今後、駐日ロシア大使やプーチン大統領に送ります。

沖縄県議会 ウクライナ侵攻の早期停戦など求める決議案を可決