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2022年2月8日からアメリカ軍が実施していた那覇軍港での訓練について、県が国に抗議しました。アメリカ海兵隊は2月8日から那覇軍港で、海外で行う人道支援などを目的に訓練を実施しました。
県や那覇市は、那覇軍港の使用の主目的が「港湾施設および貯油所」とされているとして「使用主目的は厳格に運用されるべき」として訓練に抗議していますが、国は「使用の主目的に沿ったもの」との認識を示しています。
県は15日に沖縄防衛局の小野局長と外務省の橋本沖縄全権大使を呼び抗議し、那覇軍港で航空機の離発着や訓練を一切行わないよう軍に働きかけることなども要請しました。
謝花副知事は「那覇港湾施設でこの間一度もそのような訓練が行われていない、これは主目的とは言えないと思う」と述べました。これに対し、外務省の橋本全権大使は「使用の主目的に沿ったもの」とこれまでの見解を示したうえで「訓練により市民に不安を与えてしまったことについては改めて東京にも報告する」と述べました。