4日連続で1月17日の週の同じ曜日より減少しましたが、累計感染者は8万人を超えました。県内では1月28日、新たに1073人が新型コロナに感染したことが確認されました。
県によりますと、県内では1月28日新たに10歳未満から90歳以上のあわせて1073人が新型コロナに感染したことが確認され、県内の累計感染者数は8万人を超えました。1月28日の感染者のうち半数以上の551人の感染経路は現段階で明らかになっていません。
年代別では40代が最も多く175人、次いで30代が170人、10歳未満が164人となっているほか、60代以上の感染者も190人確認されています。
県内では1月17日の週の同じ曜日の感染者数を下回る日が続いていますが、下げ幅が前の週の8割から9割程度となっていることや、PCR検査の陽性率が横ばいの状況となっていることなどから、下げ止まりへの懸念が示されています。
県は地域の中に検査を受けていない人も含め感染者がいる状況が続いていると分析していて、人との接触には注意を払うことなどを呼びかけています。
1月28日の感染者は1073人でした。人口10万人当たりの感染者数を示すグラフは少しずつ減少してきてはいますが、依然として1000人台が続き高止まりしている状況です。
まん延防止措置が1月9日から始まり、もうすぐ3週間となります。玉城知事は、一定の効果があったとしていますが、感染者が増える時はあっという間に増えますから、この数字が今後どういう風に動くのかを気を付けて見ていかないといけないですし、これ以上増やさないためにも気を引き締めたいところです。
最後に医療状況です。人工心肺装置エクモでの治療が必要な重症者が8人います。中等症はきのうから29人増え、281人となっていて、少しずつこの数字が増えているのが心配です。
こうした中で、県立学校では来週月曜日から原則通常登校になったり、まん延防止措置の前倒し解除に向けた対処方針も出されています。
少しでも早い解除には、感染を拡大させないための私たち一人ひとりの対策が重要です。