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県が来年3月に県立図書館八重山・宮古分館の廃止を予定している問題を受けて県議会の文教厚生委員会が図書館の存続を求めている市民団体の代表から意見を聞きました。

石垣市にある県立図書館の八重山分館は、老朽化や利用率の低迷などで、県が来年3月の廃止を予定しています。11日の県議会文教厚生委員会では市民団体の代表が『分館が廃止されれば竹富町や与那国町の子ども達が移動図書館で本を読む機会が失われる』と述べ存続を訴えました。

県は分館にある8万冊の蔵書を市立図書館に寄贈し、市立図書館の一層の充実を図ると説明していますが、石垣市も財政難で移動図書館の業務を引き継ぐのは難しい状況です。