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環境省などは絶滅の危機にあるヤンバルクイナの保護・繁殖に伴い、災害や病気などのリスクを軽減させるため、沖縄こどもの国で分散飼育を始めました。
沖縄市の桑江朝千夫市長は「国の希少な天然記念物であり沖縄県民の宝でもあるヤンバルクイナを守ることは動物園に課せられた使命であると考えている」と話しています。
このヤンバルクイナは2021年12月、国頭村から沖縄こどもの国に移送された3羽です。これまでヤンバルクイナの繁殖事業は環境省が国頭村の施設でのみ行われてきましたが、災害や鳥インフルエンザなどのリスクに備えようと沖縄市、国頭村、環境省が連携して沖縄こどもの国で分散飼育に取り組むことになりました。
3羽のヤンバルクイナは新しい環境に慣れさせ、様子を見極めて一般公開も検討するということです。