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感染リスクの軽減と学びの保障を両立させようと、1月12日から那覇市の小中学校では分散登校が始まりました。那覇市の小中学校では、1月12日から各学級を半分に分けて1日おきに交互に登校します。
小禄小学校6年生のクラスは26人のうち8人が登校していました。1月12日は登校日でない児童や中学受験を控え、感染の不安がある児童などはオンラインで自宅から授業に参加しています。
6年生の女子児童は「ネットワークが急に悪くなって、(ビデオ会議から)追い出されたりしたりするので、大変です」と答えました。6年生の男子児童は「会えないときよりかはうれしいけど、やっぱりみんなで学校に来て、みんなと話したり、勉強したりしたいです」と答えました。
ただ、6年生はすべての課目を終わせないといけないため、教える側はオンラインで授業を受ける児童にしっかり内容が伝わっているか不安を抱えています。
小禄小学校・棚原綾乃先生は「不安だらけですね。オンラインももちろん一つの授業の方法ではあるんですけど、表情とか言葉を拾うことができないので、計画的に授業は進めてはいるのですが、その部分で授業を深めることが少し難しい」と答えました。
分散登校が始まったことで対面とオンラインの同時授業に加え、コロナの陽性者や濃厚接触の可能性が出てきた際の校内での接触歴の確認などもあり、学校現場は対応に追われています。