※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
2021年も残り2週間あまりとなり、県内でも新年を迎える準備が行われています。糸満市の平和祈念像では、ほこりを払う行事である「浄め」が行われました。
「浄め」の行事は、慰霊の日と年末の年2回実施されています。12月15日は管理者や県立芸術大学で漆芸を学ぶ学生などあわせて11人が参加し、高さ約12mある像を丁寧にふき取り作業を行いました。
また、像の制作にも携わった漆芸作家の糸数政次さんが、像に塗られている漆の劣化や状態の確認をしていました。
漆芸作家 糸数政次さん「気持ちとしては年2回参加して、こういったコロナの状態で早く収束してほしいなということと、平和であるようにということを込めて浄めに参加しています」
ただ、例年大みそかから元旦にかけておこなわれる「摩文仁・火と鐘のまつり」は新型コロナの影響で中止となります。