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宜野湾市の普天間第二小学校にアメリカ軍ヘリの窓が落下してから13日で4年となります。小学校では13日朝、事故について考える集会が開かれました。
集会には普天間第二小学校の1年生から6年生までの児童およそ600人が、参加しました。4年前の13日、体育の授業中のグラウンドに、上空のアメリカ軍のヘリから重さおよそ8キロの窓が落下しました。現在もアメリカ軍機が日常的に学校上空を飛行する状況は改善されず、教師や児童はヘリなどが近くを通るたびに、避難するかどうか判断をを迫られています。
小学校では、事故の記憶を風化させないよう毎年事故の起こった12月13日に振り返りの集会を開いていて、今回は、11月に同じ宜野湾市内の住宅街に水筒が落下した事故も報告されました。
知念克治校長は、自分たちの命を守るために何ができるのかを考えることが大切だと伝えます。
知念克治校長は「日常ではありえない、それくらい危険なところ」「こどもたちにとってこれが当たり前ではないことを考えてほしい」と話します。
子どもたちは集会の後、学んだことをまとめて学年間で共有したということです。