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県内で多くの漂着が確認されている軽石の影響で観光産業の痛手となっています。とくに軽石が大量に漂着している本島北部のビーチでは、観光業界の関係者による撤去作業が行われました。
名護市の喜瀬ビーチで行われた撤去作業には、ビーチ周辺で観光事業に携わっている社員などおよそ80人が参加しました。参加者は、いくつかのグループに分かれて軽石を撤去しやすいようビーチの数カ所に山を作り、スコップやかごなどを使い土のう袋や廃材を入れるトン袋に入れていました。
参加者は「いらっしゃるお客さまがきれいな海を見れないというのは同じように寂しいです。こんなに軽石が集まるのは自分でも初めてなんですけど、みんなで協力して無くなればいいなと思います」と話しました。
かねひで喜瀬ビーチパレス・比嘉靖支配人は「やはり海と言いますのは一番の私どもの恩恵を受ける財産になります。それを一番に守ることが私たちの使命だと思い今回は除去作業を開催しましたこれからも続きます」と話しました。
撤去作業はおよそ3時間行われ、回収された軽石は土のう袋およそ500袋とトン袋25袋でした。参加者からは「まだまだ撤去しないといけない」と話し、今後も定期的に作業は行うとしています。