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宮古島で養殖されているクルマエビおよそ140万匹がウイルスの影響で大量に死滅していたことがわかりました。

宮古島漁業協同組合で漁港の養殖場で育てていた約140万匹のクルマエビがほとんど死んでしまいました。損害額は1億円にのぼるとみられています。

「PAV」と呼ばれる死亡率が高いウイルス性の病気が原因で感染症を調べる10月の検査で陽性を示したエビが確認されていました。8月と9月の検査では異常はなかったということです。共食いによってウイルスの感染が広がる恐れがあるため死んだ個体を回収して処分しています。

宮古島漁業協同組合栗山弘嗣組合長「漁協の経営としても大変困っているという状況です。待っているお客さんにはご迷惑をおかけしているというところですね」宮古島漁協ではこれまでに何度か今回の病気が発生していて全滅状態になるほどの急速にな感染拡大は初めてだということです。

例年ならこの時期にお歳暮用などの発送で繁忙期を迎えるはずが今季は出荷できない状態です。

  宮古島で養殖クルマエビ140万匹がほぼ全滅