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オスプレイをめぐって水筒の落下事故や那覇軍港への飛来に県が抗議しました。普天間基地所属のオスプレイから乗組員が持っていたステンレス製の水筒を落下させる事故が3日前に起きました。
この事故を受け県は11月26日、外務省の橋本尚文沖縄全権大使と沖縄防衛局の小野功雄局長を県庁に呼び出し抗議しました。
謝花副知事は「今般の住宅密集地への落下事故により、県民の米軍に対する不信感や怒りはますます高まっております」と述べました。
橋本沖縄全権大使は「アメリカ軍機の飛行の安全確保は駐留するうえでの大前提」と述べたうえでアメリカ側に安全管理などを強く求めるとしました。
さらに、県は那覇軍港にオスプレイなどが飛来したことについても抗議しました。日米合同委員会合意に基づくいわゆる「5・15メモ」では那覇軍港の主な目的を「港湾施設および貯油所」と記載されています。
小野防衛局長は「アメリカ軍の活動の主目的としての形態に反するものでない限り航空機の着陸を排除しているとは考えていない」と説明しましたうえで「地域への影響が最小限となるように配慮するよう求めたい」と応えました。