新型コロナが猛威を振うなか、保育の現場を支え続けた園のスタッフたちに感謝を伝えるプロジェクトがスタートしました。
第2愛心こども園・宮城貴子園長「本当に大変ななか、いつも笑顔で頑張ってくれてありがとうっていう感謝の気持ちをあらわしたいということで」
那覇にある第2愛心こども園では、コロナ禍の苦労をねぎらうため園長からスタッフ1人ひとりにカーネーションが手渡されました。たくさんの子どもを預かる保育の現場では常に感染リスクがつきまとっていて、スタッフたちの奮闘が大きな支えとなっていました。
保育士「子どもたちにどう説明したらいいのか、私たちも初めてのことで、距離を保つこと自体。子どもたちはくっついてくるので、そのなかで、今までにかつてないマスク生活も身に着けてと、とても大変でした」
117人の子どもが通う第2愛心こども園は、第5波に見舞われた2021年7月から20219月までの間に4回、新型コロナによる休園を余儀なくされました。
第2愛心こども園・宮城貴子園長「休園をすることによって保護者のみなさんにもご迷惑をおかけする、不安の思いもさせるというところが一番つらかったかなと思います」
保育士「紙芝居とか、園の方から咳エチケットや体についてとか、そういったものを日ごろの保育のなかでも読み聞かせしたりとか」
運動会や生活発表会といった、子どもたちの成長を保護者に見てもらう行事が軒並み中止や縮小となるなど「持ち込ませない」「感染させない」ための試行錯誤が今も続いています。
第2愛心こども園・宮城貴子園長「マスク生活はまだまだ続きますけど、また笑顔で頑張りましょうね」
保育士「急なことでサプライズですごく感激しました」
保育士「私たち職員、保護者のみなさんと力を助け合いながら、第6波にも負けないくらい頑張っていきたいと思っています」
第2愛心こども園・宮城貴子園長「みんなで力をあわせて子どもたちの笑顔を守るために、私たちも笑顔になって頑張っていきたいと思いますので、保育現場で働くみなさん、これからも一緒に頑張りましょう」
コロナ禍でも働き続けてくれた保育士たちに感謝を伝えるプロジェクトでは、那覇市内にある80カ所の園で総勢2000人以上のスタッフに花が贈られるということです。