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高校ラグビーです。こちらは昨日、聖地・花園を目指す県大会の準決勝が行われ、決勝に進む2校が決まりました。

県総合運動公園ラグビー場で行われた準決勝。1試合目は紺のジャージ読谷と、エンジの名護が対戦しました。

花園へ!高校ラグビー準決勝

年末年始に大阪・花園ラグビー場で行われる全国大会には3年連続で出場中の名護。横への展開だけでなくフェイントも交えゴールエリアに迫ります。最後は14番、3年生の比嘉太一がトライ。名護が先制しました。

対して去年は決勝で名護と対戦し、後半ロスタイムで逆転負けを喫した読谷。悔しさをバネに1月の新人大会、6月の県総体で優勝。この試合でも初めての花園出場を目指して猛反撃。トライを重ねていきました。

前半30分で、3本のトライと2本のキックを決めた読谷が、19-5と逆転して試合を折り返します。去年の逆転負けを払拭すべく、強い気持ちで攻め続けた読谷。相手ゴールエリア前。密集からゴールエリアに押し込んでのトライ。決めたのは3年生の1番、桴海(ふかい)ジョシュア泰(たい)。

花園へ!高校ラグビー準決勝

さらにキッカーのキャプテン島袋世良(せら)。コンバージョンキックも決まりさらにリードを広げました。ゲームは読谷が去年の借りを返す結果となりました。リードを守り切って決勝進出です。

読谷・島袋世良主将「(逆転負けした)去年の決勝戦と同じようなシチュエーションだったが、そこを自分たちの練習量と自己分析から試合を勝ったまま、締めくくることができたのでとても良かった」

一方4年連続の花園とはならなかった名護。捲土重来を誓います。

名護・沼澤健一郎主将「負けで終わらすのでなくこれを糧にして、来年必ず花園に行ってリベンジできるように(後輩たちに)これから日々練習して欲しい」

花園へ!高校ラグビー準決勝

準決勝、もう1試合も気迫あふれる試合になりました。深緑のジャージコザがトライで先行しますが、紫の美里工業もすぐさま得点して追う展開に。

両チーム取られたら取り返す激しい試合は、4年ぶりの花園を目指すコザがリードを許さず、決勝へコマを進めました。

コザ・安里音鳳(ねお)主将「(県大会優勝は)通過点だと思うので、絶対に勝ち取って花園へ行きたい」

読谷とコザの決勝戦は19日金曜日に行われます。