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首里城正殿の復元に向けた技術検討委員会が11月9日開かれ、明治時代に撮影された首里城正殿の写真などで、正殿の漆の技法が分かりつつあることが確認されました。
技術検討委員会の彩色・彫刻ワーキンググループ会議では大龍柱の向きに関しては、明治12年（1879年）に撮影された写真や博物館や埋蔵文化センターに保存された大龍柱の欠片などを分析し、復元の作業を進めることを確認しました。
また、首里城正殿の屋根部分の瓦は赤瓦を前提にふたつのタイプの瓦を基本として検討していくこととなりました。ワーキンググループは年度内に再度会議を開き、その後技術検討委員会で2022年4月の首里城正殿着工に向けた報告をまとめる方針です。
