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名護市の大浦湾で環境保護団体がサンゴの健康状態を調べたところ、数は増えていましたが「サンゴを死滅させるバクテリア」が見つかったということです。
日本自然保護協会は10月26日と10月27日の2日間、名護市の大浦湾で4つの地点に潜って、サンゴの健康状態を測る「リーフチェック」を実施しました。
その結果、2020年より白化の被害が少なくサンゴが増加していた一方で、水質が悪くなった時に見られるサンゴを死滅させる恐れがある「シアノバクテリア」と「テルピオスカイメン」が確認されました。辺野古の新基地建設による埋め立て土砂の影響が大きいと分析しています。
日本自然保護協会・安部真理子主任「(水質悪化は)もちろん、地球温暖化・気候変動の影響ということも考えられますし、一番大きな環境変化は、やはり新基地建設のための工事の影響かと思います」
日本自然保護協会では今後も定点観測を続けていく方針です。