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沖縄のお隣、台湾の様々な情報をお届けする「わんさか台わん」です。今回は、経済活動を活発にさせる取り組みや、今異変が起きている定番ドリンクを紹介します。
店員がお札のように数えているのは、夜市で使える、その名も「夜市券」です。高雄市では、落ち込んだ消費を取り戻すため申請すると1人50元分の夜市券がもらえる取り組みを行い、10万元、日本円でおよそ40万円分の夜市券を配布しました。
夜市業者「少なくとも50元(約900円)分は買ってくれますね。夜市券の最低金額が50元なので。」
今回は4日間でほぼ全てが使用されるほど大好評でした。来月上旬にも10万元分の夜市券を配布する予定だということです。
続いては、うっすら雪が降ったような景色に見えるこちらの畑。植えられているのは一千株のコキアという植物です。
コキアは魔除けとして使われたり、漢方としてむくみ解消やデトックスに用いられたりしている植物で、栽培農家が一般の人向けに開放している畑が今、ひそかに人気を集めています。
白みがかったコキアは今の時期しか見られないということで、SNS映えスポットとして賑わいそうです。
最後は、台湾の人なら誰もが知っているこちらのドリンク!何だと思いますか?
答えは、パパイヤミルクジュース。ジューススタンドで200円ほどで買えるおなじみの飲み物なんですが、今年はその材料となるパパイヤの価格が通常の4倍以上に高騰し、現在、販売を中止する店が続出しています。
原因は8月に続いた大雨。その影響で今年の収穫量は、例年の3割から5割減、今が旬のはずのパパイヤの値段は、1キロ30元(約120円)から130元(約530円)になっています。
台湾の人たちが年中愛してやまないパパイヤミルクジュース。今シーズンは、しばらく貴重品になりそうです。