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沖縄戦で犠牲になった人の身元を特定するため、国が主催する遺骨のDNA鑑定の相談会が10月26日と10月27日の2日間、開かれます。
県庁で開かれた戦没者の遺骨を特定するための個別相談会は、戦没者の身元を特定して遺骨を遺族のもとに返還する事業を所管している厚生労働省の主催で、全国で初めて実施されたものです。
10月26日の初日は4組の遺族が訪れました。相談会では、厚労省の担当者から鑑定の方法や申請書の記入の仕方などについて説明を受けることができます。また、すでに申請を済ませている人は鑑定の進捗状況を確認することができます。
沖縄戦遺族の女性「父親と弟ともしDNA(鑑定)でわかったらお墓にいれてあげたい。それで申請に来たんです」
厚労省の担当者は「利用状況をふまえて、今後も相談会を開催するか検討したい」としています。
相談会は10月27日まで行われ、電話による事前予約のほか、県庁での当日の受け付けにも対応するということです。