※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

古いピアノが琉球漆器の技法で艶やかに再生されました。これは那覇市制100周年事業の補助金を活用して琉球漆器の職人でつくるグループが制作しました。市内の保育所で40年余り使われていたピアノを漆を使うなどして修復した上で琉球漆器の技法を用いた装飾を施しています。

作業は5月から行なわれていて12月までの完成を見込んでいます。

琉球漆器ピアノプロジェクト上原昭男さんは「お椀とか飾り物だけでなくアクセサリーからピアノまで漆器の技術はいろいろなものに応用できるので、この機会に理解いただいてもっと漆器ファンを増やしたいのが大きな希望」と話していました。

このプロジェクトでは市の補助金でまかなえない経費をクラウドファンディングで募っています。完成後はストリートピアノとして市内に設置される予定です。

  那覇市制100周年記念「琉球漆器ピアノプロジェクト」