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20日夕方、粟国空港にアメリカ軍のヘリが緊急着陸しました。フライトコントロールシステムのトラブルが原因とみられています。
濱元晋一郎記者「粟国空港の滑走路上です。故障したとみられるCH53が止まっています。ローターの下などを覗き込んで修理をしているような姿があります」
粟国空港管理事務所によりますと、20日午後6時25分ごろ、那覇空港管制官から「まもなくアメリカ軍の機体が着陸する」と連絡があり、その5分後に「CH53ヘリ」が粟国空港に緊急着陸したということです。
沖縄防衛局には「フライトコントロールシステムのトラブルが原因」と連絡があり、午後9時に別のヘリで整備員らが到着、修理にあたり、21日午前11時10分ごろ離陸しました。
粟国空港ではヘリが飛び立つまで滑走路を閉鎖していました。空港職員は「これまでほかの離島でも似たようなことがあり、粟国にも来たかということで怖い」と話していました。
アメリカ軍ヘリの不時着はたびたび繰り返されていて、2021年6月にも深夜にうるま市津堅島の畑であり、県が抗議していました。
玉城知事は「まだどういう状況なのか詳細がわからないので、その詳細を聞いてからコメントしたい」と話しています。沖縄防衛局は「アメリカ側に安全管理などについて申し入れをした」ということです。