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2021年1月から6月までに沖縄地区税関が押収した不正薬物の量が、2020年の同じ時期と比べて2倍以上になっていたことがわかりました。
沖縄地区税関によりますと、2021年の1月から6月までに管内で不正薬物を摘発した事案は15件と2020年の同じ時期と比べ1件減少しました。しかし押収量は増加していて、およそ5.4キロと2020年の2.5倍となっています。
このうち最も押収量が増加したのがコカインやMDMAなどの麻薬で、2020年は0.4グラムだったのに対し、2021年は1.2キロ以上と大幅に増えています。
新型コロナの影響で航空機やクルーズ船の運休が続いているため、今回摘発された不正薬物はすべて国際郵便を使って送られたものだったということです。
沖縄地区税関は、今後も関係機関と協力しながら不正薬物が県内に入らないよう、厳正に検査をしていきたいとしています。