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県は22日、ドローンによるレーザー測量で沖縄戦当時、日本軍が使用した第32軍司令部壕の地形調査を実施しました。
地形調査は、那覇市首里の第32軍司令部壕の上空でドローンから地面に向けてレーザーを発射する方法で先週から実施。最終日の22日は首里城公園や首里高校周辺およそ500メートル四方を測量しました。
県女性力・平和推進課平和推進班・平安山純子班長は「第32軍司令部壕は沖縄戦で果たした役割が大変重要な戦争遺跡となりますので、保存・公開を求める声もたくさんあるかと思います。それに向けて委員会で様々議論していただいて、どのような方向が良いか検討して参りたいと考えております」と話していました。
県はこの上空からの測量と壕内部の測量のデータをもとに、壕の立体的な図面を作成し研究や調査に活用していく予定です。