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民事再生手続き中の信販会社オークスの再建計画問題で、債権者を対象にした説明会が23日に那覇市で開かれました。債権者説明会には取引先の印刷会社や警備会社などから13人が参加しました。

オークスは琉球銀行など県内9つの企業をスポンサーとする新会社を設立し、クレジットやキャッシングなど全ての事業を譲渡する再建計画案を提示しています。しかしその場合でも過払い債権者一人当たりの平均債権額65万円に対し弁済できるのが15万4700円程度となるため、参加した債権者からは弁済額をもっと引き上げてほしいといった要望が上がりました。

真栄城取締役は「私どもも今回の地元案が最後のチャンスだと考えております。これまでの案に比べて地元のお客様、地元の加盟店にとっては一番有利な案だと思っているので、これを成功させたいと思っています」と理解を求めました。

今月27日の債権者集会で過半数の同意を得られれば、来月下旬にも正式に契約が結ばれる見通しです。