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辺野古新基地建設を巡り、沖縄防衛局は8月27日、大浦湾側で新たな護岸の工事に着手しました。
辺野古新基地建設を巡っては、沖縄防衛局が、大浦湾北側で予定している埋め立て海域では、サンゴの移植作業を行っていて、県によりますとおよそ830群体のサンゴの移植を2週間前に完了したということです。
そして、8月27日、防衛局は、N-2護岸の工事に着手したと発表しました。工事が行われる周辺には、多くの関係者が準備する様子が確認されました。
金城美優アナウンサー「午前10時11分です。クレーンを使って無数の岩石が海に投げ込まれています」
防衛局は新たな護岸の建設を始めて埋め立てを今まで以上に加速化させたい狙いがあります。
岸防衛大臣「必要な作業の準備が整ったことから本日、沖縄防衛局がN2護岸の造成に必要となる石材の投入を実施し、着手したという報告を受けています」
岸防衛大臣は8月27日の閣議後の会見でこのように述べ、改めて「辺野古移設に向けた工事を着実に進めてたい」と強調しました。
玉城知事はスケジュールありきだと工事を強行する国の姿勢を批判しました。
玉城知事「国においては、変更申請の承認処分が出されていないにも関わらず、拙速に新たな護岸の工事を行っていくということは非常にその、県民感情的にも到底理解できるものではないと思います」
埋め立ての阻止を掲げている玉城知事ですが国が出した設計変更について「厳正に審査している」と述べるにとどまりました。