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県内でも感染力が高いとされるデルタ株がまん延しているとして県保険医協会の医師らが濃厚接触者の対象範囲の拡大などを県に提言しました。
11日県保険医協会の仲里尚実会長などは県庁を訪れ、現在の感染状況を乗り越えるためには陽性者周辺の接触者にも幅広くPCR検査を行う必要があるとして、行政検査の拡充についての提言を行いました。
この中では今回の感染拡大は感染力が強いデルタ株のまん延のほか、空気感染に近いエアロゾル感染が関わっている可能性があるとして行政検査の濃厚接触者の定義を一定の広さの室内に15分以上感染者と一緒にいた場合、距離やマスク着用の有無を問わないとするなど濃厚接触者の範囲拡大などが提言されています。
対応した県保健医療部の糸数公医療技監は「保健所や国立感染症研究所と相談して対応を確認したい」としました。