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元気な企業や県産の商品を紹介する輝け!うちなーの星です。きょうは、テレビや新聞などで広告の仕事をしている広告代理店が、新たな県産の土産品を作り今、注目を集めています。

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那覇市真嘉比にあるこちらの事務所『ジグゼコミュニケーションズ』従業員3人の小さな広告代理店です。

ジグゼコミュニケーションズ代表取締役 我那覇 洋二さん「本業の代理店業務で黒字になったときは、開発をする赤字になるとまた頑張って黒字に転換してまた開発するとそういう繰り返しがちょうど10年続きました。」

広告業も厳しい時代の中、我那覇社長が目をつけたのがペーパークラフト。趣味で作っていた紙工作を通して沖縄らしいデザインをテーマにした商品開発を進め今土産品として人気を集めているのです。こちらは、最優秀優良県産品推奨を受賞したシーサーで仕上げるのになんと6時間はかかるという大作。

その他にも40分ほどで手軽に作れるミニシーサーの仲間たちや旭日山動物園など県外の観光施設でも販売が始まりました。これまでの創作数は、35種類にのぼりました。

ジグゼコミュニケーションズ代表取締役 我那覇 洋二さん「このサイズの中にすべてのパーツを納めないといけない。そうしないと単価が上がっていくんですよ。そうすると売れなくなるという悪循環が来るだろうと想定するとどうしても2枚に抑えないといけない。」

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独自の目線で徹底的に分析し、持ち運びやすい手軽な土産品に仕上がった沖縄ペーパークラフト。目指すのは、土産物にとどまらない販路の拡大です。

ジグゼコミュニケーションズ代表取締役 我那覇 洋二さん「集中力は、やはり限界30分だと思うんですよ。30分から40分の集中力を養うのには絶好の商材になるんじゃないですかね。」

今後は、学校教材や福祉施設のリハビリなどで活用した商品を開発したいと胸を膨らませています。

さて、こちらには愛くるしいシーサーが並んでいます。沖縄でキャンプを張っている9球団のユニフォームを着たミニシーサーです。親子でも楽しめすし、自分で完成させる喜びを味わえるのがペーパークラフトのいいところですよね。それぞれのキャンプを張っている会場で販売するそうなんですが、キャンプの土産品として観光客から人気を集めそうですね。今月25日から発売が始まるということです。