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7月27日に続き7月28日も300人台の感染者数となり、リバウンドによる感染の急拡大に歯止めが効かなくなっています。新型コロナへの感染が確認された人は7月28日は347人にのぼりました。
県立中部病院・髙山義浩医師は「東京を追いかけているような形ですけども、超える勢いで増えてきているという状況だと思います。デルタ株への置き換わりも重なってきていますので、8月上旬にはかつてない規模の流行に至るというふうに考えられます」と話しました。
玉城知事は「想定を大きく上回る驚異的なスピードで急拡大しているということについては県民もそうだと思いますが、我々も大きな衝撃を受けています」と述べました。
県によりますと7月28日、新たに10歳未満から90歳以上までの男女347人の感染が確認され、7月27日に続き28日も300人台の感染者となりました。
16日連続で前の週の同じ曜日を上回り、県内の累計感染者数は2万3548人となりました。感染がわかった人のうち半数を超える184人の感染経路が不明です。7月28日を含めた1週間あたりの新規感染者数は1378人で人口10万人あたりだと94.46人と大幅に悪化しています。
玉城知事は「今しばらく感染対策の効果をあげていくためには、さらなるご協力をお願いせざるを得ません。今一度うつさない、うつらない、ということを基本にみなさんの生活様式ですとか、行動パターンの見直し点検を行っていただきたいと思います。これで最後となるべく県民の思いを一つにして立ち向かっていきたいと思います」と述べました。