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18日に発生しおよそ1週間県内に大きな影響を与えた台風6号。県は7月26日、対策本部会議を開き被害状況について確認が行われました。

台風6号は18日に発生し本島地方に接近した後、宮古島・石垣島など長い時間、暴風域に巻き込みながら通過しました。

宮古島では、大雨の影響で道路が冠水したり、また強風によりコンビニに設置してあった看板が倒れたり、建物の壁からタイルが剥がれるなどの被害が確認されています。

また石垣島では、樹齢200年以上の樹木が強風にあおられて大きく裂け、車線の一部を塞ぎました。

7月26日の県の災害対策本部会議では、人的被害について北谷町で60代の女性が風にあおられて転倒し鼻の骨を折り治療を受けるなど、7人が重軽傷を負ったと報告しうるま市で男性警備員が亡くなった事故については調査中としています。

また台風による農作物の被害はおよそ4億3千万円でそのうちさとうきびがおよそ4億円野菜果樹類がおよそ3千万円と報告されましたが宮古島のマンゴーや久米島の野菜などは調査中で被害の拡大が懸念されます。

県は、さとうきびの被害については、基金などを活用し生産農家などへ被害状況に応じた支援を検討するとしています。

台風6号災害対策本部会議で被害状況確認