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県内の魅力ある商品や企業を紹介する輝けうちなーの星。きょうは、県産品の象徴ともいえる泡盛の新しい可能性を切り拓く新商品を紹介します。長年の研究開発を経て、ついに先週、発売されたのはこちらの泡盛珈琲。世界中で飲まれている珈琲リキュールに新たに沖縄から仲間入りを果たしたこの商品。原料の珈琲は、風化したサンゴを熱して遠赤外線効果で焙煎した八重瀬町のスリーファイブコーヒーを使用。

厳選された、1トン分の泡盛に挽きたてのコーヒー豆を、たっぷりと浸します。17年にわたるリキュール開発で培った独自のブレンド技術でコーヒーの風味を生かしていきます。浸すことおよそ2週間、コーヒーの香りがいっぱいに広がる芳醇な泡盛珈琲の出来上がりです。

南都酒造所 我那覇工場長「まず一番にコーヒーの風味が来て、そのあとに泡盛のまろやかな味がくるというそういう風に仕上げております」

珈琲の苦みを抑え、酸味と香りを残しました。アルコール度は12度。様々な飲み方が楽しめるよう、コーヒーリキュールとしては珍しいシュガーレスとしたことや従来の泡盛とは一線を画したパッケージや、ラベルで差別化を図り女性や若者への浸透も狙います。

「見た目がエレガントで、飲んだらシュガーレスということで」

一ビン、500mlで1470円。売り上げの一部は、サンゴの再生事業に寄付されることになっていて年間、1万本の出荷を目指します。