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一般市民が刑事裁判に参加する県内で初めての裁判員裁判が、15日から那覇地裁で開かれます。15日午前、那覇地方裁判所には、裁判員候補者として招集された県民が訪れました。
記者の質問に候補者らは「初の試みなので緊張している」、「一応参加しようと思って、自分の希望できた」などと答えていました。対象となった事件は、7月に豊見城市で知人の男性を包丁で刺しけがをさせたとして、東力被告が殺人未遂などの罪で起訴されたものです。
県内で初めてとなる裁判員裁判は15日午前9時30分から選任手続きが始まり、裁判員6人と補充裁判員3人が選任され、公判は午後1時20分から始まる予定です。
一方、裁判所の前では裁判員制度に反対する市民団体が、「裁判員制度はいらない」と抗議行動を行なっています。