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普天間基地の移設方針について政府は15日午前、与党3党による閣僚委員会を開き、移設先の結論を来年に先送りして辺野古も含めて移設場所を再検討することを決定しました。

政府は15日午前、普天間基地の移設に関して与党3党の党首級による基本政策閣僚委員会を開き、この中で年内の移設先決定は困難として結論を先送りすることを決めました。

その上で今後、与党3党で実務者の協議機関を設置することや、現在の計画である名護市辺野古を含めて新たな候補地を再検討することも決定しました。

一方、移設先の結論を出す時期については明確にしていません。この委員会に鳩山総理大臣は出席しませんでしたが、15日午前、記者団の質問に対して鳩山総理は「政府の方針が決定されれば当然、その決定をアメリカとの交渉の中で実現をするために全力を尽くしていきたい」と答えました。