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普天間基地の移設問題で、アメリカ政府は日本政府が、キャンプシュワブ沿岸部への移設に同意した場合、海兵隊の訓練の一部を静岡県のキャンプ富士に移す考えを示しました。
これはアメリカを訪問中の国民新党の下地幹郎政調会長が、国務省のキャンベル国務次官補らと会談。キャンベル国務次官補は、日本政府に12月18日までの決断を求めたということです。
また関係者によりますと、アメリカ側は現行のキャンプシュワブ沿岸部に同意した場合、海兵隊の訓練の一部をキャンプ富士に移す方針を伝えると同時に、現行案が認められない場合、海兵隊のグアム移転費を計上しないとしています。
これに対して宜野湾市の伊波市長は、「脅しでしょうね。最後の脅し」と述べ、辺野古は認められないと決定しようとしている政府の方向性を、アメリカ政府が最後の抵抗をしているだけだと批判しました。