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緊急事態宣言から2日目、県内では5月24日新たに104人の感染が確認され、玉城知事が「これまでにない深刻な状況」と危機感を募らせ県民に改めて対策の徹底を呼びかけました。
玉城知事「感染者数が1000人増えるのにかかった期間は5日。これまでに経験したことないほどのスピードで増加しており、県内の医療提供体制をひっ迫させている」
県によりますと5月24日新たに新型コロナの感染がわかったのは10歳未満から80代までの男女あわせて104人で、月曜日としては過去最多となりました。感染がわかった104人のうち7割を超える75人の感染経路が不明です。居住地別に見ると最も多かったのは那覇市で43人、次いで、石垣市で12人浦添市で10人などとなっています。
また、北部保健所管内にある県立学校で生徒8人が感染しクラスターと判断されました。さらに、那覇市内の接待を伴う飲食店で従業員の男女5人が感染するクラスターが起きたこともわかっています。
玉城知事はより強い水際対策を講じるため那覇空港や離島の空港でPCR検査の拡充をはかっていく考えを示しました。また、コロナ対策の切り札でもある「ワクチン接種」については県が大規模な接種センターの設置に向けた準備を進めています。
玉城知事「この期間中、県民一丸となって感染対策に取り組めるかどうかが、今後の感染状況に顕著に表れるものだと思っています。県としては取り得る、感染対策に全力で取り組むとともに、みなさんの取り組みをもとに、医療提供体制の回復に全力で取り組んでまいります」