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緊急事態宣言への追加を目前に県内の飲食店からは困惑の声が聞かれました。
博多もつなべ・じろう桜の島津敦店主は「緊急事態宣言を出すんだったらもっと早くに出してほしかったです。じりじりと真綿で首を締められるような対策ばかりだと、うちみたいな飲食店というのは本当に困るんです」と述べました。
那覇市にあるこちらのもつ鍋店では店内で感染してしまうリスクを回避するため4月上旬から1カ月にわたって休業してきました。しかし、緊急事態宣言が決まれば営業を再開させる見通しを立てられない状況がさらに続くため店の経営だけでなく、生活も脅かされると危惧しています。
さらに、時短営業に協力しながら、店をあけている飲食店からは緊急事態宣言の効果を期待できるのか、先が見通せない不安定な状況に困惑しています。
アゲサワ・アゲサワヒロ店長は「ずっと同じようなことを繰り返している気持ちにはなります。1年間何を自分たちが頑張ってきたのかということに対して、すごく憤りみたいなものも感じていますし、この先どうしていいのかという不安もありますし。現状自分たちがどう動いていいのかもさっぱりわからないです」と話しました。